2018年01月18日

相続に必要な原戸籍や除籍謄本の原本部数と、法定相続情報証明制度について

被相続人(故人)の遺産の相続手続きには、
被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本(原戸籍や除籍謄本を含む)の原本が必要になります。

もし、被相続人の遺産に、銀行預金、株式、土地、建物等多数あった場合、
それぞれの相続の手続き先に対して、
被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本(原戸籍や除籍謄本を含む)の原本を提出しなくてはならないのです。

そのため、相続に必要な原戸籍や除籍謄本の原本を、
相続の手続き先の数だけ取得するか、もしくは、
1つ1つの手続き先から原本をその都度戻してもらい、
使い回しで済ませていくかのどちらかとなっていたのです。

しかし、平成29年5月の法改正で、
法定相続情報証明制度という新しい制度がスタートしました。

法定相続情報証明制度というのは、
相続に必要な戸籍謄本、原戸籍、除籍謄本の原本一式を、
まず、法務局に対して必要書類とともに提出すれば、
法定相続情報一覧図という証明書を発行してもらえるという制度です。

そして、法定相続情報一覧図は、何枚もらっても無料で、
今までの相続に必要な戸籍謄本、原戸籍、除籍謄本の原本一式の代わりになる書面となります。

この制度を利用することで、戸籍謄本の原本を数部用意する必要が無くなり、
手続き先からその都度、戸籍謄本の原本を戻してもらう必要も無くなったのです。

たとえば、被相続人(故人)の遺産として銀行預金が3銀行に口座があり、
株式が1証券会社に口座があり、土地と家屋が1ヶ所あった場合、
平成29年5月までは、相続に必要な戸籍謄本、原戸籍、除籍謄本の原本一式を取得して、その原本を使い回すか、または、最初に戸籍の原本を5部取得して、それぞれの手続き先に提出していたわけです。

しかし、今は、相続に必要な戸籍の原本一式を最初に取得して、
法務局に必要書類とともに提出し、法定相続情報一覧図を5枚もらえば、
あとは、その法定相続情報一覧図を戸籍の原本の代わりにして、
5か所の相続手続きにそれぞれ提出すれば良いということになっています。

この法定相続情報証明制度は、まだ知らない方も多いかもしれませんが、
相続に必要な戸籍の原本の複数部取得にかかっていた手間が解消できるため、
遺産の数や相続の手続き先が多ければ多いほど、利用する価値は高くなります。

ただし、最初に相続に必要な戸籍謄本、原戸籍、除籍謄本の原本一式が必要というのは、
従来通り変わりはない点には注意が必要です。

あくまで、法定相続情報証明制度というのは、
相続に必要な戸籍の原本一式をそろえた後、
相続の手続き先が多い場合に、利用する価値が高まるということです。

もし、相続の手続き先が、1カ所か2ヶ所程度でしたら、
そのまま戸籍の原本一式を使いまわした方が良いということになります。

posted by たかてら at 09:25| Comment(0) | 日記

2016年02月03日

遺産相続での戸籍謄本と原戸籍と除籍謄本の必要性について

被相続人の遺産を、その相続人が受け取ることを相続と呼びますが、
この遺産の相続では、かならずと言っていいほど、
被相続人の生まれてから死亡までの連続した戸籍謄本と原戸籍と除籍謄本が必要とされています。

ではなぜ、戸籍謄本だけでなく、原戸籍や除籍謄本までもが必要なのでしょうか?
簡単に考えれば、死亡したことがわかればそれで良いと思われがちですが、
実は、遺産を相続するにはそれだけでは足りないのです。

何が足りなのかと言えば、死亡したことは、被相続人の最後の戸籍謄本を取得すればわかるのですが、
相続人が誰々になるのかといったことまではわからないからです。

相続人をはっきりさせるためには、
被相続人の生まれてから死亡までの連続した原戸籍や除籍謄本をすべて取得して確認する必要があるのです。

逆に言えば、被相続人のそれらの戸籍が無いと、
誰が相続人なのかが不確かなままということになります。

相続人が不確かなままでは、遺産の相続手続きを行う部署でも、
被相続人の遺産を移動するわけにもいきません。

たとえば、被相続人が、銀行口座に現金をいくらか残していたとしても、
銀行としては、その相続人でなければ、その口座の現金を渡すわけにはいかないからです。
もし、まったく関係の無い人に渡してしまうと、その相続人達から大変なことになってしまうからです。

さらに、被相続人の戸籍謄本と原戸籍と除籍謄本から相続人とわかったとしても、
相続人全員が合意していなければ、相続人に渡すことができません。

戸籍謄本に載っていないことも、原戸籍には載っている場合がありますので、
遺産相続では、かならず被相続人のすべての原戸籍も必要となっているのです。
原戸籍については、原戸籍とはのサイトが詳しいのでご参照ください。
posted by たかてら at 22:30| Comment(0) | 日記

2013年09月09日

相続の期限と、戸籍謄本の期限

相続するのに期限はあるのかどうか心配される方もいらっしゃいますが、明確な期限といったものがあるのは少ないと思います。明確な期限があるのは、相続放棄の3ヶ月以内といった所でしょうか。他には、銀行の預貯金を10年そのままにしておくと銀行の所有になるとか言う話しがあるようですが、実際には違うようです。ただし確認は必要と思います。

また、相続手続きで提出しなければならない謄本とは、戸籍だけではなくて除籍や原戸籍の謄本も含まれますが、この内、除籍や原戸籍には明確な使用期限はないです。これらはもう変更のないものなので、使用期限はないと考えて良いでしょう。ただし、戸籍謄本については、だいたい半年から1年前後の内に使用するのが良いでしょう。これについては、現在のものなので変更がありうるからです。一般的に、印鑑証明書の使用期限は3ヶ月以内や6ヶ月以内といった形で明記されているのですが、謄本に関しては明記されてないことが多いようです。
posted by たかてら at 08:19| Comment(0) | 日記

2013年08月15日

法定相続人について

相続人と法定相続人の違いについて少し。
相続人というのは、遺言書で指定されたり、実際に協議によって遺産を受け取る人を基本的に言いますが、全体的に相続人を指してもいると思います。
逆に、法定相続人というのは、民法で決められている法的な権利のある相続人という意味になるでしょう。法定相続人だけども、遺産は一切受け取らないとなれば、実質的には相続人から除外ということになると思います。
法定相続人の範囲については、それぞれの被相続人の状況によって変わってくるものです。
posted by たかてら at 11:17| Comment(0) | 日記

2013年08月04日

遺産相続の手続きにおける戸籍謄本や原戸籍、除籍謄本などの必要部数について

銀行預金や不動産、車や保険などの遺産相続手続きに必要な戸籍謄本や改正原戸籍、除籍謄本などの原本の必要部数については、遺産の種類や、手続きの早さなどを考慮して、一番良い部数を自分で決めて謄本を取り寄せるのが妥当です。相続手続きをできるだけ早く同時に済ましたい場合は、銀行や不動産、車など提出先ごとに同時に謄本を提出できるように多めに原本を取得しておくと良いでしょう。ただ、銀行などでは、大体が謄本のコピーを取って確認後に、原本は戻してもらえます。ただし、不動産の手続き先の法務局では、謄本の原本還付のための書類を提出すれば、返却可能ですが、車の相続手続き先の陸運局は、謄本の原本は原則戻してもらえないことを考慮しなければなりません。
posted by たかてら at 16:50| Comment(0) | 日記

2011年11月12日

戸籍謄本取り寄せが、なぜ遺産相続に必要なのか。

戸籍謄本取り寄せは、遺産相続の手続きにおける最初の難関となっています。
子が相続人であればまだいいのですが、養子縁組や婚姻離婚を繰り返していたり、子がいないような場合は、戸籍謄本の取り寄せ範囲は多岐にわたり、代行業者でも時には1ヶ月では終わらず、数ヶ月かかる作業となっているからです。ましてや、兄弟が相続人となるのに、その兄弟も一部の人が死亡しているような場合もあります。兄弟は兄弟でも、片親が異なる半血兄弟姉妹の相続となると完全に素人の手にはおえないでしょう。

なぜこれだけ時間がかかるのか。それは、戸籍謄本というのは、除籍謄本も原戸籍も同じなのですが、本籍のある役所でのみ取り寄せが可能で、他の役所では取り寄せできないからです。住民票とは大きくこの点が異なるからです。しかも、住民票は1つなのですが、戸籍は違います。転籍や結婚離婚がちょっと多ければ、たちまちその分だけ戸籍謄本の数が増えるからです。なにもしてなくても、法改正などで、役所の中でも戸籍の数は増えていることもあります。
それらの原戸籍や除籍謄本、戸籍謄本をすべて取り寄せしていく必要がある理由から、時間のかかる大変な作業となっているのです。
参考1:戸籍謄本取り寄せ、除籍謄本、改製原戸籍(改正原戸籍)謄本、相続人、遺産相続手続きについてのサイト
参考2:遺産相続の手続きのための法定相続人の調査、それに伴う除籍謄本や原戸籍、戸籍謄本取り寄せについて
参考3:遺産相続手続きのための法定相続人の調査と、除籍謄本及び戸籍謄本取り寄せ、改製原戸籍について

posted by たかてら at 16:29| Comment(1) | 日記

2011年10月06日

法定相続人の調査と確定

法定相続人は、死亡者の戸籍謄本、除籍謄本の調査から確定されるということはわかりましたね。死亡者に妻がいるときには、かならず相続人になり、子がいるときには子も相続人になります。子がいなければ、孫が相続人となり、孫がいなければひ孫が相続人となります。子や孫、ひ孫がいないときには、父母が相続人となり、父母が亡くなっているときには祖父母が相続人となります。祖父母も亡くなっていれば、次に兄弟が相続人になります。
基本的には、上記のように遺産相続されていくのです。

相互リンク検索エンジン〜AtoZ♪Search〜

posted by たかてら at 14:28| Comment(0) | 日記

2011年09月20日

除籍謄本や戸籍謄本、原戸籍から何がわかるの?

除籍謄本や戸籍謄本を取り寄せる作業は、遺産相続においては大変重要な作業ということは前回お話ししたとおりです。付け加えると、原戸籍を取り寄せる作業もこの中に含まれています。原戸籍とは、改製原戸籍とよく遺産相続の手引きに出てくる戸籍のことです。たまに、改正原戸籍と書かれている手引きもあるようです。

この除籍謄本や戸籍謄本、原戸籍から一体何がわかるのでしょうか。これらの戸籍は、死亡者のものということで話しを進めていますが、死亡者の法定相続人がはっきりとわかるのです。これらの戸籍により、遺産相続の手続きを行う銀行や信用金庫に対しても、死亡者の法定相続人が誰にあたるのかを証明できるのです。
posted by たかてら at 09:05| Comment(0) | 日記

2011年09月05日

まずは、除籍謄本や戸籍謄本の取り寄せ

遺産相続のサイトを始めます。
遺産相続をするのに、大事な作業は何だと思いますか?
たしかに、どの部分も大事なのですが、特に、手続き全体に影響しかねないほど重要な作業が有るのです。それは、除籍謄本や戸籍謄本を取り寄せして、死亡者の相続人にあたる人を確定させる作業です。

この作業を中途半端にしたり、たぶんこうであるだろうで進めてしまっては、いざ手続きを行う時に、細かくすべてチェックされますので、その時に、困ってしまうこともしばしばでてくるのです。

では、どういったことで困ってしまうのか?
次回、お話ししようと思います。 ではまた。
posted by たかてら at 11:47| Comment(0) | 日記